オパールの和名は、蛋白石といいます。タマゴの白身に似ているということで、付け
られた呼び名だそうです。たしかに、このコも白い部分はタマゴの白身のように見え
なくもありません。・・・が、内部からは、『遊色効果』と言われる光学効果で、虹色
に光るものが見え、他の宝石には見られない独特の美しさがあります。
オパールの語源、サンスクリット語の『ウパラ』は、<最上の宝石>という意味です。
虹色に輝く理由がわからなかった当時の人々は、オパールが様々な色を放つのは、内
部に様々な色を持つ小さな宝石が入っている為と、考えたからなのだそうです。
あらゆる美しい色の宝石が一つに集められた宝石・・・ということで、<最上の宝石
>と呼んだのでしょう。それにしても、なんて綺麗な宝石だと思いませんか?!