ラピスラズリは、昔からとても好きな石で、特に満天の星空をイメージできるような
ものが大好きです。星空の空の部分に当てはまるラピスラズリの地色の青色は、4種
類の青色鉱物からできていると言われています。その4種類とは、『ソーダライト』『ラ
ズライト』『ノーゼライト』『アウィン』という鉱物です。ソーダライトはよく見かけ
る鉱物ですが、それ以外はあまり見かけない鉱物です。個人的には、アウィンのブル
ーがとても好きですが、滅多に見かけないし、あってもとても小さな結晶です。また
非常に高価です。この複数の青が混ぜあわさる事で、奥行きを感じる深みのある青に
なるのだそうです。板状に研磨されたラピスラズリコレクションの中では、最も大き
なものです。裏も表もサイドも、文句無しの名石と言っても良いでしょう。